痛い時「揉む」「強く押す」のはよくない?

痛い

東洋はり灸整骨院 院長の石丸です。

  • 「腰は痛いし、肩こりも辛い。けど揉んでもよくならない。」
  • 「お風呂に入った時に自分でマッサージしています。」

とおっしゃる方は少なくないです。しかし、それでよくなったという話もあまり聞きません。

本記事では、現役鍼灸師のわたしが「痛い時に揉むのは絶対ダメ!自宅でできる解消法」と題してアドバイスいたします。

自己流で揉んではいけない理由

揉む

首や肩、腰、足などが痛い時、揉むのがよいのか悪いのかについてお答えします。

結論からいうと、東洋医学では「痛いところに圧力を加えるのは逆効果」です。その場は血液の循環がよくなって症状が治まりますが、また元通りになり、かつ循環がさらに悪化します。ですので、自己流でマッサージで強くもんだり、押したりをするのはあまりオススメしません。

自宅でできる解消法とは?

温める

ではどうしたらいいのか。簡単にできる自宅でできる解消法をご紹介します。

貼るホッカイロを服の上から貼っていただき、温めることで血液の循環をよくします。試す場合は、低温やけどにご注意ください。

手を当てたりさすったり、お風呂にゆっくりつかるも同様の効果が出ます。手の温かさや温かい場所に入ることで、じんわり血液の循環をよくして改善します。ドラッグストアなどで売っている「せんねん灸」で患部にお灸をしても、同様です。

これくらいでしたら、ご自宅でも無理なく続けられると思いますので、ぜひ一度お試しください。

肩や腰に痛みがある方は当店へ

鍼灸施術

もちろん今回ご紹介したセルフケアで痛みがなくならない方もいらっしゃると思います。長年慢性的にお悩みの症状をお持ちの方は、とくにそうでしょう。

肩や腰などにそのような痛みがある方は、東洋医学一筋の東洋はり灸整骨院にご相談ください。スタッフ一同、全力でサポートさせていただきます。

おわりに

本記事では、現役鍼灸師が「痛い時に揉むのは絶対ダメ!自宅でできる解消法」について解説しました。「揉まない」「強く押さない」これだけは覚えておいてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

石丸昌志