防衛費は医療費を削減すればいい!【日本の財政の課題】

医療費

東洋はり灸整骨院 院長の石丸です。

今回は「防衛費は医療費を削減すればいい!」について、少し政治的な話になりますが私個人の考えをお話したいと思います。

戦争抑止には力の拮抗が重要

怪我

私個人的には、防衛費を増やすことには賛成です。これはなぜかというと、みんな戦争が起きてほしくないわけです。どうすれば戦争が起きないかというと、これは力の拮抗です。

私たちが小学生、中学生の時にあったカツアゲを考えてみてください。カツアゲをする時に強そうな相手にカツアゲはしません。しかし、弱そうだからカツアゲをするわけです。これと同じことで、力の拮抗が戦争を止めるきっかけになると思うわけです。

成人になったとしても、たとえば煽り運転をして出てきた相手がプロレスラーや相撲取りのような人だと「すいません!」となると思います。これと同じように力の拮抗が戦争を抑止するわけです。

ですので、防衛費の増大に私は個人的には賛成です。

防衛費の費用は医療費から

日本

防衛費増大の費用を法人税や所得税、たばこ税でまかなうと言っています。しかし、これまで再三言ってきましたが、私からすると医療費です。

この70年で210倍になった、今現在44兆2000億円の医療費を何とかしろと思います。70年で210倍ですから。他の教育費や建設費はほぼ横ばいです。医療費だけが210倍。これはネットなどでグラフを見てみてください。基本的には1度も下がることなく増え続けています。

1兆円の予算といわれていますが、44兆円から1兆円とればいいのではないでしょうか。44分の1、もう2%以下です。1.7%とかなので、ほんの少しだと思います。

西洋医学の得意分野

病院

私の願いとしては、医療費は半分ぐらいでもいいと思います。なぜかというと、西洋医学(病院)は戦争医学が発端なので

  • 外科
  • 救急救命
  • 1型糖尿病
  • 透析が必要な方
  • 細菌感染症

などのような、生きるか死ぬかが非常に得意です。

医療費をかけるべきところ

病院

しかし、慢性病は何一つ治りません。

  • 偏頭痛
  • 円形脱毛症
  • 生理痛
  • アトピー
  • 慢性鼻炎
  • 逆流性食道炎
  • 不眠症
  • うつ病

など、慢性病は治りません。慢性病で治るものが1つでもあればぜひ教えていただきたいと思います。

これらの慢性病を対症療法の薬漬けにするのではなく、医療費は先ほどの救急救命にかかわるところを手厚くし、慢性病の方はどうしたら治るのかに医療として着眼点を置かなければいけません。

しかし今現在は、医療費は210倍でどんどん増えています。

風邪薬

クスリ

具体的にはたくさんあるかと思いますが、少し思うところでは風邪薬があります。これは「保険適用をやめましょう」と2014年からいわれています。風邪薬などというものはありません。風邪は基本的にウイルス感染症なので、薬はありません。

溶連菌感染症のように細菌感染の場合は、抗生物質で弁膜症などを防げます。ですので、このあたりは先ほどの西洋医学様様で今後も続けていいとは思います。

しかし、基本的にはウイルス感染症なので、風邪薬はありません。ですので、細菌感染症以外は風邪薬も保険適用から外すべきです。風邪薬はありませんので、風邪には葛根湯の方がいいです。

花粉症

花粉症

花粉症も対症療法です。耳鼻科に行って治るでしょうか?治らないと思います。舌下療法などは根本治療になるかもしれないため、保険適用でもいいと思います。

しかし、抗ヒスタミン剤などの対症療法は保険適用外にしましょう。なぜなら、治らないからです。治るものにお金を使わなければいけません。本来、医療は患者を減らすためのものですが、どんどん増えているわけです。

シップ

湿布

シップで治るでしょうか?治らないと思います。こんなものはもうやめましょう。

慢性胃炎

胃炎

薬は服用し、胃で受けとめます。これが胃に負担がかからないかというと、かかるわけです。ですので、慢性胃炎も負担がかかります。

症状は一時的に治まるかもしれませんが、最終的には薬のせいで胃がどんどんとあれていきます。これでは本末転倒です。

保険適用と医療費

保険証

このように患者を減らせない、病気を治せないものは基本的に保険適用から外していいのではないかと私は考えています。

医療費は皆さんの税金です。医療費の44兆2000億円は国のお金の半分ぐらいを使っていますので、これは他人事ではありません。

増病医学で儲かる仕組み

お金儲け

現在の医療は増病医学で儲かる仕組みです。患者が増え、ずっと薬を飲む、検査をたまにする、それで薬漬けにして儲けるわけです。

こういうシステムなので、患者が治ると医療業界のお客さんがどんどん減っていきます。つまり、病人が増えることで儲かるシステムなので、本当はこれも治るものに対してお金を使うべきです。これは当たり前です。

たとえば皆さんの車が故障した場合に、修理工場に出してもずっと直らず、ずっとお金をとられ続けたとしたら怒ると思います。直してくれるから修理代を払うわけです。

しかし、高血圧などは「一生、薬を飲んでください」ですから。花粉症も治りません。慢性鼻炎、偏頭痛、生理痛もピルを飲んでいても治りはしません。ですので、どうすれば治るのかに着眼点を置き、それに対して治療を行い、病人を減らしていく。これが本当の医療です。

今現在は増病医学で儲かる仕組みなので、医療費はどんどん増えて210倍の44兆2000億円になっているわけです。これはどうにかしないといけません。はっきりいって、社会がおかしくなります。

重要な未病

東洋医学

やはり大事なのは東洋医学の未病です。どうすれば病気にならないのかに着眼点を置き、それでも病気になった場合に、命にかかわるところは西洋医学様様でやっていただけるといいと思います。

しかし、今現在は世界で1番医療費に対して薬代を使っているのは日本です。こういったこともあり、医療費がどんどん増えているわけです。

医療費に対する認識

医療

冒頭の話に戻りますが、防衛費1兆円が必要であれば、医療費からとればいいと思います。医療費が2兆円しかなく、その半分となると「えっ⁉」となるかもしれませんが、1.7%ぐらいですから。ほんの少しです。教育費、建設費は医療費よりも少ないので、44兆2000憶円もある医療費からほんの少しとってもらえれば、それで終わりです。

国もこのことには気づいているとは思いますが、いろいろな力が働いて医療費が増えているとは思います。皆さんがこういった認識をもって、おかしいと思っていただくことで健全な日本の国が存続し続けると思います。

おわりに

今回は「防衛費は医療費を削減すればいい!」という、私の勝手な見解をお話ししました。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

石丸昌志