東洋はり灸整骨院 院長の石丸です。
今回は「食品添加物の見分け方」についてお話ししたいと思います。
【動画解説】食品添加物の見分け方!
パッケージの成分表を見よう!
みなさんはスーパーなどで食品を買う際に、パッケージの裏面を見ているでしょうか?
私が見る限りでは、裏面を確認してから購入している方はあまりいません。表面の「20%増量!」や「カルシウムアップ」「ビタミンC」などのうたい文句につられて購入している方が多いと思います。
しかし、口に入れるものなので、裏面を少し確認してほしいのです。
日本の添加物の認可数は世界一
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、日本は世界一、添加物の認可数が多い国です。
日本で認可されている添加物は1500種類以上だといわれています。アメリカは約133種類、ヨーロッパは約80種類、北欧は約20種類なので、比較すると日本の認可数の多さがわかると思います。
そこで、簡単にできる添加物の見分け方をご説明します。
家の台所にないもの
まずは、家の台所にないものは基本的に食品添加物です。みなさんの家の台所には酸化防止剤や乳化剤などはないでしょう。
このようにパッケージの裏面をみた時に家の台所にないものは食品添加物だと思ってください。
スラッシュやダブルスラッシュのあとに書いてあるもの
次に、スラッシュ(/)やダブルスラッシュ(//)のあとに書かれているものも食品添加物です。確認のためにはパッケージの表面よりも裏面を見て買い物をした方がよいでしょう。
消費者意識の重要性
このような消費者意識が高まると、食品メーカーも気をつけて食べ物をつくるようになると思います。消費者がパッケージの表面だけを見て買ってしまうので、食品メーカーも「消費者は気づいていないから」となってしまうわけです。
もちろん、食品メーカーも法律に違反しているわけではなく、法律を順守してつくってはいます。しかし、消費者意識が高まると食品メーカーは食品添加物のより少ない食べ物を提供するようになるでしょう。消費者の意識が非常に重要だといえます。
食品メーカーの対応
多くの明太子やハムには亜硝酸ナトリウムなどの発色剤が使用されています。近年では、この発色剤不使用の商品も見受けられるようになってきました。
また、発色剤不使用をうたうハムのメーカーも出てきました。これはやはり「発色剤はよくないのでは?」と認識をする消費者が増えてきたからこそ食品メーカーが対応をはじめたわけです。
体のために少しの意識を
消費者である私たちがもう少し意識を向けることで、しっかりとした安全な食品をつくる食品メーカーが増えると思います。
体は100%が食べ物でできています。みなさんもパッケージの表面だけではなく、裏面も少し気をつけて見ていただきたいと思います。