【暑さ寒さも彼岸まで】ご先祖さまへ感謝しよう!

お彼岸

東洋はり灸整骨院 院長の石丸です。

秋は、色とりどりの葉が風に舞い、豊かな収穫の季節ですが、同時に寒暖差も大きく、身体への影響も深刻です。しかし、この季節に適切な養生法を実践することで、体調を整え、心地よい秋を楽しむことができます。

今は秋のお彼岸の時期ですが、「暑さ寒さも彼岸まで」この言葉を聞いたことがある方も多いと思います。今回はこちらについてお話ししたいと思います。

暑さ寒さも彼岸まで

暑さ、寒さも落ち着く時期

秋

「暑さ寒さも彼岸まで」、この言葉は季節の移り変わりを表現し、生活の一部として受け入れる心の持ち方を示しています。

実際に2023年もお彼岸の時期になると急に涼しくなりました。まさに「暑さ寒さも彼岸まで」だと感じます。毎年毎年、「暑いな」「まだ寒いな」と思っていてもお彼岸の頃になると落ち着いてきますよね。

お彼岸とは

青空

「暑さ寒さも彼岸まで」の暑さに対していうと、9月22日か9月23日の秋分の日の前後3日間がお彼岸とされます。また、寒さに対しては3月20日か3月21日の春分の日の前後3日間の合計1週間ほどがお彼岸とされます。

お彼岸は日本伝統の仏教行事だそうですが、お墓参りなどに行き、ご先祖さまに手を合わせる時期になります。

自然と人間の調和

大自然

この秋分の日、春分の日は昼夜の長さがほぼ等しい日です。このように昼と夜の長さが等しい日には自然と人間が調和できるため、先祖への感謝や生と死、自然とのかかわりを考える時期とされています。

実際に「暑さ寒さも彼岸まで」です。毎年、「まだ暑いな」「まだ寒いな」と思っていたとしても、お彼岸の時期には落ち着いてくることを感じていただけると面白いかと思います。

秋の養生法

秋の運動

最後に「秋の養生法」をご紹介します。

季節の変化に対応するためには、まず身体を整えることが重要です。寒暖差による体調不良や風邪を予防するために、食事に注意を払いましょう。秋は五穀豊穣の季節であり、新鮮な野菜や旬の食材が豊富です。これらをバランス良く摂り入れ、免疫力を高めましょう。

また、適度な運動も大切です。秋の散歩やウォーキングは、気持ちよく身体を動かす方法です。外での運動も捗る季節なので、ほんのりと汗をかく程度のウォーキングからはじめてみてはいかがでしょうか。

おわりに

季節の移り変わりは、自然界の営みの一環であり、私たちの身体もそれに合わせて調整する必要があります。寒い冬があれば、暖かい春がやってきます。苦しい時期も、必ず楽しい日々が訪れます。

皆さまの身体も、辛い症状や不調があっても、それは一時的なものであり、必ず改善する時がやってきます。鍼灸はその手助けをするものです。私も長い間鍼灸の道を歩んできましたが、その中で学んだことは、身体の不調や季節の変化も、人生の一部であることです。

私たちは皆さまの不調に向き合い、心からお手伝いさせていただきます。お困りごとがございましたら、ぜひ一度ご相談ください。

石丸昌志