基礎体温アップで元気な毎日を!「鍼灸師が教える生活習慣改善法」

体温測定

東洋はり灸整骨院 院長の石丸です。

今回は「基礎体温を上げる方法」についてお話したいと思います。

体温が高い方が免疫力は高くなります。免疫力が高いと風邪もひきにくく、ガンなどの病気にもなりにくいため、体温が高い方が健康的だといえます。ぜひ参考にしていただければと思います。

理想は36.5度~37度

基礎体温

基礎体温はもっとも健康的であるとされている36.5度~37度をめざすとよいでしょう。平熱が36.5度~37度だと実際に風邪をひきにくく、ガン細胞の増殖もしにくいといわれています。

運動

基礎体温を上げるためにまず重要なのは運動です。たとえば、寒いときには皆さんの体はブルブルと震えると思います。これは筋肉を動かして熱を産生していることで起こる現象です。

このように運動をすると熱が産生されるため、運動をしていない方と比べると運動をしている方の方が基礎体温は高くなる傾向があります。

食べ物

食事

次に重要なのは食べ物です。よくいわれるように食べ物には「体を冷やす食べ物」「体を温める食べ物」があります。体を温める食べ物は、基本的には寒い地域でつくられるものや寒い時期にできるもの、地下茎のものです。

具体的には次のようなものが体を温める食べ物です。

  • 人参
  • ネギ
  • 玉ねぎ
  • ゴボウ
  • レンコン
  • かぼちゃ
  • しょうが
  • ニラ
  • ニンニク など

このほかにも「体を温める食べ物」はネットなどで調べるとたくさん出てくるのでぜひ参考にしていただきたいと思います。

わかりやすくいうと、体のためには季節の食べ物を食べましょう。夏に夏の食材をとると体を冷やし、冬には冬の食材をとることで体を温めてくれるのでこれを基本としてください。

お風呂

お風呂

そして、お風呂も基礎体温を上げるためには重要です。夏の暑いときでも、シャワーだけで過ごさないようにしましょう。お風呂に入ると体温が上がるので、お風呂に浸かるようにしてください。

暖房に頼りすぎない

暖房

最後に、暖房に頼りすぎないことも非常に重要です。ある程度は寒さにさらされた方が体は体温を上げようとします。過保護にしてはいけません。冬の寒いときでもあまりに暖房に頼りすぎると逆に体温を上げる機能がおちてしまうので気をつけてください。

簡単にですが基礎体温を上げる方法をご紹介しました。日常生活で実践できるものばかりなので、ぜひ参考にしていただきたいと思います。

おわりに

今回は「基礎体温を上げる方法」についてお話しました。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

石丸昌志