東洋はり灸整骨院には多くの不妊症でお悩みの方が来店されます。
そして、その時にお伝えしている重要なことが「健康な体を作りましょう」ということです。不健康な体からは、生命は誕生しにくいのです。
人工授精や体外受精などに多額のお金を使わなくとも、生活習慣を見直し、生命力のある体を作る事のほうが元気な赤ちゃんを産むことができると東洋医学は教えています。
そこで、今回は「不妊症の方が気をつけるべき生活習慣」について、東洋医学の考えに沿ってお伝えします。
以下、箇条書きですが、できる事から実践してみましょう。
シャワーではなく、お風呂へ
夏でもシャワーだけではなく、しっかりお風呂に浸かりましょう。
冷えの原因になります。できれば半身浴や足湯も日常的に取り入れましょう。
夜中の1時には熟睡する
夜中の1時~3時は、東洋医学でいう「肝」が働く時間となっています。
東洋医学の「肝」は血液浄化作用を持っていますので、この時間に熟睡していないと血液は浄化されません。そうすると血液が汚れ、東洋医学でいう「瘀血」体質になり不妊症に繋がります。
寝る時は毛糸100%の靴下を履く(夏季除く)
足が冷えると冷えた血液が心臓に戻る途中で、子宮と卵巣を冷やします。昔の人が女性は足を冷やさない様にと言っていたのは、経験からです。
またオフィスなどの寒い環境下では、
- 靴下の二重履き
- 靴下の下に貼るカイロを足のつま先に貼る
- お腹と腰にも貼るカイロを貼る
などを心がけましょう。
パンストは絹の物にする
化学繊維のパンストは脚を冷やしますが、絹は温めてくれます。
なるべく絹のパンストを使うようにしましょう。
水は噛め!食べ物は飲め!
一見逆の様に見えますが、
「水分は噛むようにして口に含み、体温と同じ位になってから内臓に送り、食べ物は飲める位よく噛んで内臓に送りなさい」
という教えです。
内臓に負担をかけない様にしましょう。
携帯電話は身に着けず、カバンに入れる
電磁波の影響があります。特に男性は、精子の数や運動率が下がるという医学的な報告もあります。
また、寝室に携帯電話を置く場合はスマホの電源を切ってから寝てください。枕元に置いておくと、電子レンジに頭を入れている様なものです。
副交感神経を優位にする時間を作る
- 緊張
- イライラ
- ストレス
- 過密な生活
は交感神経を優位にします。
交換神経が優位だと内臓への血液供給量が減ります。そうすると子宮や卵巣への血流も悪くなります。
- 腹式呼吸
- ヨガ
- ストレッチ
- 入浴
などで心身ともにリラックスする時間を必ず作り、副交感神経を優位にし、内臓の血流量を増やしましょう。
電子レンジはなるべく使わない
電子レンジで温めると細胞レベルで破壊されます。見た目は食べ物ですが、細胞は壊れた食べ物です。
人間は60兆の細胞の集まりです。壊れた細胞を食べると身体は壊れます。また活性酸素を作り、有害です。
冷めたものは、ヘルシオなどの蒸し器を使って温めましょう。
経皮毒に注意!
- シャンプー
- リンス
- ボディソープ
- 石鹸
などは石油があまり使われていない物にしましょう。
一度自分の使っている物のラベルを確認し何が入っているか確認して下さい。おそらくカタカナばかりの成分が多いと思います。
実はそれらは石油からできています。そして皮膚から全て体に吸収されます。
助産師さんから聞いた話ですが、赤ちゃんの入っている羊水がシャンプーの匂いがすると言っていました。これは皮膚を通して体に入っている証拠です。
赤ちゃんも石油でできた羊水に入っていると可哀想ですよね。
長期のホルモン療法はやめる
長期に渡るホルモン療法を続けていると、本来のホルモンを出す卵巣や脳下垂体がおかしくなります。
そもそも薬は化学物質ですので、人体にとっては異物で血液を汚します。
おわりに
今回は、「不妊体質を改善するために心がけたい生活習慣」つについてお話させていただきました。
以上のことを気をつけ実践する事で、不妊体質が改善され、妊娠しやすい体を作る事ができるでしょう。
できることから1つずつ試してみてくださいね。