今回は、次のテーマでお話しさせていただきます。
- 朝起きると腰が痛い原因は?
- 東洋医学で痛みから解放されることは可能か?
腰痛の症状も様々
「朝起きると腰が痛い」と一言でいっても、症状は様々です。
- 昼には痛みはなくなっているが、朝起きた時が痛い
- 朝は腰が固まってしまっていて、動かしづらい
- いつもは横向きで寝ているが、仰向けで目が覚めると腰が痛い
こんな症状でお悩みの方は、ぜひ一度東洋医学の鍼灸施術を受けてみてください。
既に整形外科でみ察を受け、原因がわからなかった方でもご安心ください。そのような施術を得意とする東洋医学なら、きっとお悩みを解決できます。
腰痛の原因は血液循環の悪さ
- 「朝起きた時腰が痛くて、前かがみになれない」
- 「朝は腰が固まっていて、てきぱき動けない」
- 「腰が痛くて、朝ベッドから降りるのに一苦労する」
これらの症状に共通しているのは、痛みは朝が一番ひどく、時間が経つにつれ軽くなってくることです。そして、この原因は、巡りの悪さ、つまり腰回りの血液循環が悪くなっていることです。
その原因の一つに腰まわりの歪みがあります。
腰まわりの歪み
本来、人間は仰向けに寝ることが最も腰に負担がかからものです。しかし、腰にゆがみがあると仰向けでは安定性が悪く、そのまま寝ていると腰を安定させるために自然と力が入り、血液の循環が悪くなるのです。特に冬は寒さで体が縮こまり、寝がえりをあまり打たなくなるため、朝、腰が痛いことが多くなります。
また、ゆがみがなくても腰の筋肉が固まっていると、やはり血行が悪くなります。眠っている時は血流がゆっくりになるため、起きたばかりの時は腰に十分な血液が来ていません。そのため、腰痛が起こりやすいのです。
内臓疲労
もう一つの原因が、何らかの原因で内臓が疲労を起こしている場合です。
内臓が疲労していると、人間は自然に前かがみになり、その部分を保護しようとする働きがあります。これを内臓体性反射といい、それによって長時間伸ばされた腰の筋肉や関節が硬くなり血行が悪くなるため、痛みを生じるのです。
血の巡り
このように、すべての原因は「血の巡りの悪さ」から来るものです。
誰でも眠っている時には血流がゆっくりになりますが、すべての人が朝腰痛を感じるわけではないことから、腰痛がある人は特に血液の循環が悪いということになります。その点を捉え、全身の血の巡りをよくする根本改善を行うのが東洋医学なのです。
レントゲンと痛み止めは効果なし?
西洋医学(病院)では、腰痛といえば各種テスト、レントゲンやCT、MRIの画像を通して、
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 腰部脊柱管狭窄症
- すべり症
- 変形性腰椎症
といった診断を行います。
ところが、腰痛の85%は原因が特定できない「非特異的腰痛」です。すると鎮痛剤や炎症を抑える湿布を処方され、コルセットの着用などを勧められます。
また、「姿勢を整える方法」や「呼吸法の指導」を受けることもあります。そのすべてが「痛みをなくす」ための対症療法で、痛みの原因そのものを治すわけではありません。
患部だけではなく、全身をみる東洋医学
東洋医学の観点からすれば、朝痛むのは夜に問題があるということですから、夜どういう状態になるのか、それはなぜかを追求します。すると大抵の場合「血の巡りが悪くなっている」という原因が見えてきますから、それを引き起こす根本原因を探っていくのです。
朝、腰痛があると言って当店にいらした方にお聞きすると、ほとんどの方がそれ以外の不調も持っています。
例えば、
- 胃腸が弱い
- 下痢
- 便秘
- 肩こり
- 頭痛
- 吹き出物
- 生理不順
- アトピー
- 花粉症
など、多岐にわたります。これらはすべて、血の巡りが悪いことによって起こります。
腰の痛みと花粉症には何の関係もないように思えますが、東洋医学ではつながっています。血の巡りを良くする鍼灸施術を行うことによって、腰痛も花粉症も症状が改善されるのです。
腰痛に関する解説動画
おわりに
- 朝の腰痛の原因は血液の循環が滞っている
- 薬や湿布では対症療法にしかならない
- 東洋医学の鍼灸施術なら、腰の痛み以外の不快症状も軽減される
これらを心にとめていただきたいと思います。
朝というのは一番忙しい時です。そんな時に腰が痛い、硬くて動かないといった状態では非常に不便ですね。朝から全身がスムーズに動くようになりたい方は、ぜひ東洋医学専門の鍼灸院である東洋はり灸整骨院にご来店ください。
「始めよければ終わりよし」と言いますから、ぜひ鍼灸施術をお受けになり、大切な一日を朝の爽やかな目覚めでスタートできるようにしましょう。