東洋はり灸整骨院の石丸です。
本日は、耳管開放症の鍼灸施術についてお話しします。
耳管開放症を治すのは難しい?
この耳管開放症は、施術の難易度が少し高いと言われており、施術方法がわからないという施術院や、そもそも扱っていないというところもあります。しかし、東洋医学を専門にする東洋はり灸整骨院では、耳管開放症の鍼灸施術にも積極的に取り組んでいます。
耳管開放症になった場合、皆さんの大多数はまず、西洋医学の病院へ行き、耳鼻咽喉科での診断を受けられるでしょう。そこではせいぜい、顔の付近しか診ず、対症療法しかできないため、根本的な解決にはつながらないというのが実際です。
耳管開放症は漢方薬でよくなる?
最近では、「加味帰脾湯(かみきひとう)」という漢方薬が処方されることもありますが、それでもよくならないケースが多いはずです。それは、耳鼻咽頭科の領域を超え、身体全体を考えないからです。
耳管開放症の方の数だけ、その体質も異なります。共通するのは、耳管開放症という症状を持っているということだけです。
処方された漢方薬がたまたま合う人もいれば、合わない人もいる。それが事実です。
東洋医学での鍼灸施術について
一方で、東洋医学を専門とする東洋はり灸整骨院では、まず、耳管開放症以外の症状をみます。
- 呼吸器系が弱い
- ぜんそく気味である
- 気管支炎になりやすい
- 円形脱毛症がある
- 手足の末端が冷える
- 腰が痛い
- 首が痛い
- 肩が痛い
- 筋緊張型の頭痛がある
- 鼻の調子が悪い
- ドライアイになる
- 生理痛や生理不順がある
――このような症状を包括的にみることが重要です。
顔の付近に症状が集中しているからといって、その周辺だけをみても根本改善にはつながりません。身体全体を見据えて、なぜこの人が耳管開放症になっているのかと、パズルを組み立てるように、一つひとつの症状をみていかなければ、よくならないのです。
そのうえで当店では、一人ひとりのお身体全体を考えてカウンセリングを行いながら、耳管開放症に効果のあるツボを用いて鍼灸施術を行っていきます。
耳管開放症に関する解説動画
耳管開放症を改善された方へインタビュー
改善された方との対談2
おわりに
今回は、耳管開放症についてお話させていただきました。
耳管開放症は、さほどメジャーではないので、施術を受けられる鍼灸院が少ないかもしれません。ですが、東洋はり灸整骨院ならしっかりと大元の原因からアプローチすることができます。
耳管開放症の症状でお困りの方はぜひ、東洋医学を専門とする鍼灸院でご相談ください。