東洋はり灸整骨院の石丸です。
本日は、あかぎれ・ひび割れを改善する方法についてお話しします。
あかぎれ、ひび割れについての解説動画
あかぎれ、ひび割れについて
秋口から冬にかけて、あかぎれやひび割れにお困りの方が増えてきます。保湿剤を塗っても一向に改善できず、その痛みに耐えている方も多いのではないでしょうか。
こうしたあかぎれ・ひび割れを改善するために、まずはその原因からひもといてみましょう。
あかぎれ、ひび割れの原因
あかぎれ、ひび割れができる原因の1つは、血流が確保されず、栄養が行き届かないことにあります。
血液で全身に栄養が運ばれますが、心臓から遠い手はどうしても、血液の循環が滞りがちになる――そのため、あかぎれ、ひび割れが起こるのです。
つまり、あかぎれやひび割れを改善するためには、その部分に血液をしっかり届かせ、体内から栄養を満たす必要があるのです。
あかぎれ、ひび割れができやすい人の特徴
あかぎれやひび割れができやすい方の特徴は、「瘀血(おけつ)」つまり悪い血があることです。
悪い血があると、身体は、その真ん中を優先して守ろうとします。そのため、手足など末端にまで血を行き届かせることができなくなるのです。
この瘀血をなくすためには、東洋医学に基づいた鍼灸施術を行わねばなりません。施術によって瘀血がなくなれば、全身をよい血で満たせる条件が整います。
ただ、そのよい血液を全身にくまなく行きわたらせ、栄養で満たすことのできる身体づくりをしなければ、あかぎれやひび割れの改善にはつながらないのです。
あかぎれ、ひび割れを改善するには?
あかぎれやひび割れを根本改善するためには、瘀血をなくしたのち、よい血液を全身に行きわたらせる身体をつくり上げることです。具体的には、薬局で購入できる家庭用のお灸を、あかぎれやひび割れの部位に直接貼ってお灸をしてみてください。
お灸をすることで強制的に患部に血を流すので、1日1回2つ、3つほどお灸をしていただくことで改善します。保湿クリームの何十倍もの効果がありますので、ぜひお試しください。
ただし、これは、あくまでも対症療法です。一時的な改善は見込めますが、再発しないためには、瘀血を治したのち、よい血液を全身に流す必要があります。
瘀血が原因で生じる症状は、
- 生理痛
- 肩こり
- 腰痛
- 頭痛
- 冷え症
- 子宮筋腫
- 卵巣嚢腫
など、多岐にわたります。東洋医学専門の鍼灸施術することで、あかぎれ、ひび割れだけでなくこうした症状をすべて根本から改善させることができます。
おわりに
今回は、あかぎれ、ひび割れについてお話させていただきました。
あかぎれ、ひび割れでお悩みの方は、ぜひ東洋医学を専門とする鍼灸院に足を運ばれてください。