東洋はり灸整骨院の石丸昌志です。
本日は、「薬の副作用 スティーブンス ジョンソン症候群」についてお話しします。
スティーブンスジョンソン症候群とは
皆さんは、身近な薬によって引き起こされる「スティーブンスジョンソン症候群」についてご存知でしょうか。ここで言う「身近な薬」には、病院で処方される薬も多く含まれています。
このスティーブンスジョンソン症候群にかかると、皮膚には原因不明の疾患が起きます。
厚生労働省によると、2001年から2003年の2年間で、日本国内に1064件の症状が報告されました。1064人の方にこの症状が出て、そのうち106人が亡くなったのです。
日本は抗生物質の消費量 世界一
スティーブンスジョンソン症候群になる可能性がある薬は283種類あり、その中には抗生物質も含まれています。
実は、日本の抗生物質の使用量は世界一です。その中に、
- ロキソニン
- アスピリン
- ボルタレン
など病院で処方される痛み止めや、市販薬を含む風邪薬などが入っています。
身近な風邪薬にも危険が
実は、この市販されている風邪薬こそが、スティーブンスジョンソン症候群を引き起こす可能性が高い薬剤なのです。
こうなると、身近な「薬」ではなく、「毒」であると言っても過言ではありません。この「毒」が引き起こす、スティーブンスジョンソン症候群にご注意ください。
薬を服用することで重篤な副作用を引き起こす確率は、ゼロではありません。2年の間に、日本では1064人がスティーブンスジョンソン症候群にかかっており、交通事故に遭ったり飛行機が落ちたり、宝くじに当たる確率と大差ないのです。
おわりに
本日は、スティーブンスジョンソン症候群についてお話させていただきました。
スティーブンスジョンソン症候群を耳にしたことがないという方は、ぜひ1度インターネットなどでお調べください。
そして、薬を服用する際は、そのメリット・デメリットをしっかり理解したうえでなければならない――そのことをぜひご認識ください。