東洋はり灸整骨院の石丸昌志です。
本日は、東洋医学が教える健康法として、玄米についてお話しします。
東洋医学が教える健康法 解説動画
玄米に変えるとどうなる?
健康を保ちたいと考えるなら、主食を白米から玄米に変えることをお勧めします。
私も、もう15年ほど玄米を食べてきました。玄米を食べるようになってから、風邪をひきにくくなるなど、病気にかからないようになりました。生命力が上がるということを実感しています。
白米は体に悪い?
「白米」つまり「米が白い」と書くと、「粕」という字になります。つまり白米は、いちばん重要な部分をとったあとの「粕」なのです。白米を水の中に入れておくと腐るのは、もう死んでいるからなのです。
白米は、身体を冷やします。体温が下がると免疫力も下がるため、身体によいものではありません。
玄米を推奨する理由
一方で、玄米には、白米からは取り除かれている胚芽と糠が残っています。
「糠」という字は「米」に「健康」と書きますが、白米から取り除かれてしまった「健康」が、玄米には残っているということです。しかも、玄米は、水の中に入れておくと芽が出てきます。つまり、玄米は生きており、生命力の塊だということです。
一方はもう死んでいて、もう一方は芽が出てくる――一粒一粒が死んでいるものを毎日食べるのと、生きているものを毎日食べるのとでは、差が出るのも当然です。
玄米を美味しく食べるには?
「玄米はおいしくない」といった意見も耳にしますが、最近では、優れた性能をもつ炊飯器も多く出ていますし、雑穀を混ぜることで、白米と同じような感覚で食べることもできます。一つまみの粗塩を入れても、おいしく召し上がっていただけます。
玄米のおいしい炊き方についても、インターネット上に数多くアップされていますので、参考になさってください。
注意点
玄米の注意点は、精米されていないだけに、残留農薬が多くなることです。
玄米を選ぶ際は、無農薬もしくは減農薬のものをお勧めしています。
今回紹介した内容をぜひご参考にしていただき、毎日の食生活に取り入れてみてください。