東洋はり灸整骨院の石丸昌志です。
本日は、朝食について「朝ごはんの食べ方」と題してお話しします。
朝食についての解説動画
朝ごはんを食べろ!は洗脳?
東洋医学では、朝食を摂らない、もしくは少量に抑えるのがよいと考えています。情報発信源として多大な影響力を発揮する西洋医学によって、現代人はいつの間にか、
- 「朝食はたくさん食べろ」
- 「朝食を食べないと不健康だ」
と洗脳されてしまいました。私自身、東洋医学を勉強するまでは、朝食を食べないと元気がでないと思っていたほどです。
西洋医学の理論
「朝は1日の出発地点だから、たくさん食べて乗り切りましょう」
「脳はブドウ糖で働くから、朝食でたくさん食べなければなりませんよ」
と西洋医学の理論は、とても単純です。
もしかしたら、上記のような話を聞いて育った方も多いのかもしれません。
東洋医学の考え
一方の東洋医学で、朝食を摂らないことを勧めるのは、身体の移り変わりを観察しての結論です。
朝は小便、大便も出やすく、口の中が粘ついたり、目やにも出たりと、顔や身体からも排泄物が出ます。つまり朝は、外にものを出す「浄化」のための時間だということです。
外にものを出す「浄化」のための時間にたくさん食べると、身体としてはもうたまりません。そういった仕組みを観察したうえで、東洋医学では、朝食を摂らないか、少量食べる程度がよいと考えたのです。
どうしても朝食べたい時は?
もし朝食に何か食べるのであれば、カタカナで表記される食べ物を避けたほうがいいでしょう。
- パン
- コーヒー
- サラダ
- ハム
などはやめてください。パンが何からできているか、裏面の食品表示を見てみると、添加物がたくさん記されています。「パン工場で働いている人は、そのパンを食べられない」という話を耳にすることもあります。
亜硝酸塩などの発色剤が入っているハムも、本当に危険です。もしハムを食べるなら、無添加のものを選んでください。身体を冷やすコーヒーやサラダも、摂取しないにこしたことはありません。そもそも、食べないほうがよいにも関わらず、朝からこういったカタカナで表記される食べ物を摂ると、病気にかかりやすくなります。
もし朝食をとるなら、玄米に納豆、海苔に味噌汁といった昔ながらの定番の日本食をお勧めします。