東洋医学専門の鍼灸院、東洋はり灸整骨院の石丸です。
本日は、「胸郭出口症候群の手術を勧められたら鍼灸院へ」と題してお話しします。
胸郭出口症候群について 解説動画
胸郭出口症候群の主な治療法
腕に症状が出て整形外科(病院)へ行き、胸郭出口症候群との言われたとしましょう。
整形外科で行うのは、
- シップ
- 電気
- 痛み止め
などの服用、リハビリなどが主になります。
手術
これらをへて改善しない場合は、手術という道しか残されていません。手術を受けて、症状が改善すればそれにこしたことはありませんが、症状が改善しない人が多いのも事実です。
また、肝心要の症状が軽減しなかった場合にも、手術は成功したことになってしまうのです。
検査画像は当てにならない?
整形外科では、画像による診断をもとに、手術の成否を判断します。
しかし実は、検査の画像と症状は約80パーセントのお客さまで合致していないのです。これは、整形外科学会で発表された数値です。
検査の画像は静止画像ですが、人間は、常に動いています。その動きの中で痛みなどの症状が出ているにも関わらず、静止画像だけで全てがわかるはずがありません。症状と一致しない画像を基に手術しても、その症状が改善されないのは当然のことです。
さらに重要なことは、手術後に鍼灸施術を行ってもその効果が激減してしまうということです。
手術の前に東洋医学専門の鍼灸院へ
私どもは、手術前に鍼灸をお試しいただけるようお勧めしています。鍼灸というのは、はりやお灸を行い、「不通即痛(ふつうそくつう)」を改善するための漢方薬を服用することです。
「不通即痛」は、循環の悪さから痛みやしびれなどの症状が生じるという考え方で、中国では4000年、日本でも1500年以上の歴史を持つ東洋医学の経験に裏打ちされたものです。
明治維新以降、医学が西洋化する中で、一般の方から遠ざかってしまったかのようにも思えますが、実際は、日本人のDNAにしみ込んだ医学とも言えます。
手術が必要なケース
整形「外科」と表記するように、整形外科の専門は、外科手術です。胸郭出口症候群の症状が出ているお客さまのうち、約20パーセントの方は、整形外科の手術でなければ改善することができません。
しかし先ほども申し上げたように、画像とその症状が一致しない約80パーセントの方は、鍼灸が圧倒的に優位です。
医師は鍼灸を勧めない?
しかし、医学部では東洋医学を学ぶことはないため、整形外科の医師から鍼灸を勧められることはほとんどありません。
みなさま一人ひとりがご自身の判断で、手術前にまずは鍼灸を試しから、それでも症状が改善されないときに、手術を行っていただきたいと思っています。
鍼灸は東洋医学専門院へ
ただし、鍼灸を受けるなら、東洋医学専門の鍼灸院をお選びください。
東洋はり灸整骨院は開業当初から伝統的な東洋医学の鍼灸一筋です。スタッフ一同全力でサポートさせていただきます。
今現在、胸郭出口症候群の症状でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。