東洋はり灸整骨院の石丸です。
本日は、「東洋医学の施術で二度とニキビができない美肌に」と題してお話しします。
ニキビについて 解説動画
ニキビは皮膚科でよくなる?
私自身は、これまで、ニキビに悩まされた経験がありませんが、学生時代の友達は、ニキビが原因で皮膚科に通っていました。しかし、皮膚科による治療の効果は、一時的なものです。根本的に治っていないのは明らかでした。
その後、東洋医学専門の鍼灸師として日々施術する中で、皮膚科でニキビが改善されなかったのかがなぜかよくわかるようになりました。
ニキビ周辺だけしか見ない西洋医学
皮膚科における施術でニキビが治らないのは、ニキビの周辺だけを見ているからです。市販の洗顔や塗り薬も、ニキビの患部だけを対象としています。
しかし、それでは改善することはできません。身体は、その全体がつながっているため、全身を見なければならないのです。
西洋医学と東洋医学
大きく分けて西洋医学は外科、東洋医学は慢性病などを体の中から改善するのが得意です。
ニキビ跡ならば整形外科などで外科的処置を受ける方がいいでしょうが、今あるニキビには東洋医学での体内からのアプローチした方が有効です。
東洋医学が考える吹き出物の原因
東洋医学が考えるニキビの原因にはいくつかあります。
お血(おけつ)
まずは、お血体質。お血というのは、身体の血液が汚れていたり、停滞している状態です。
お血になると、
- 生理痛
- 頭痛
- 肩こり
- 冷え症
- 巻き爪
- 胃痛
- 腰痛
- ドライアイ
といった症状に併せて、ニキビが出るのです。
それにも関わらず、皮膚科では、顔しかみません。
- 生理痛であれば「婦人科」
- 頭痛は「脳神経外科」
- 肩こりなら「整形外科」
へ通うことになりますが、これは大きな間違いです。全ての原因がお血体質にあり、お血さえ改善すれば、生理痛も頭痛も肩こりも冷え症も、ニキビの症状も改善するのです。
便秘
次に考えられる原因は、便秘です。これは、東洋医学で、大腸と皮膚がつながっていると考えるためです。
便秘は、大腸に毒が溜まっているようなもの。栓が抜けないがゆえに、悪い物をどんどん溜めてしまうということです。
ニキビは、溜まった毒が皮膚から出てきたものです。患部に働きかけて上から抑え込むのは、毒を身体の中に閉じ込めることであり、悪循環を生みます。
ニキビを治癒させようと思えば、栓を抜いて便を出すこと、毒を出すことです。皮膚から毒を出さずにすめば、ニキビも自然と治癒するのです。
胃腸が弱っている
また、大腸と皮膚が繋がっているため、胃腸が弱っている方にもニキビがでます。
こうした場合にニキビを治そうとすれば、胃腸の機能を高める施術が必要です。
のぼせや冷え
さらに、のぼせや冷えもニキビにつながります。
のぼせには、末端が冷えてのぼせているタイプと下半身が冷えて上半身がのぼせているタイプがあります。いずれにおいても、上に熱が上がることでニキビが出てしまいます。のぼせのある方は、顔が赤くなっていることがあるので、ご注意ください。
のぼせで悩まれている方は、ニキビだけではなく、
- 肩こり
- 足の冷えからくるむくみ
- 腰の重さ
といったさまざまな症状を抱えています。冷えやのぼせを改善すれば、これらの症状もにきびと一緒に消えていきます。
体の中からしっかり改善しよう
このようにいくつかの原因がありますが、これらは全て、顔だけをみていても気づかないものです。身体の表面だけではなく、中からしっかり改善する必要があります。
東洋はり灸整骨院にみえているニキビでお悩みの方も、身体の中から鍼灸施術することで、その大多数のケースで改善しています。
今ニキビでお悩みの方はぜひ、東洋医学の鍼灸院に足をお運びください。すぐにご自身でその効果を実感されることと思います。