東洋医学専門の鍼灸院、東洋はり灸整骨院の石丸です。
本日は、「胃痙攣の鍼灸」についてお話しします。
胃痙攣について 解説動画
胃痙攣は東洋医学専門の鍼灸院へ
胃痙攣の症状を訴えて病院に行くと、ストレスが原因だと言われて、対症療法を受けることになります。
しかし、東洋医学なら非常に簡単に改善できます。
東洋はり灸整骨院のホームページにも、胃痙攣の症状に何十年も苦しまれた方が、「1回の施術で症状が改善した」とコメントしてくださっています。
胃痙攣改善のポイント
胃痙攣を改善するためのポイントは、筋肉にいかに血を届けるかという点にあります。
胃痙攣は胃の症状ですが、その原因は、内臓の平滑筋が虚血状態になっていることです。胃でこむらがえりを起こしているようなものですから、胃の平滑筋に血が届くようにすればよいのです。
鍼灸師による施術
鍼灸施術を受けるのであれば、肝の疏泄作用をあげる施術に加えて、外関、臨泣といった奇経灸をおすすめしています。右の外関にある五壮、左足にある臨泣にもクロスしてすえることができれば、より効果的でしょう。
胃痙攣なのだからと胃のツボを用いたくなってしまいますが、これらのツボを用いれば、その場で症状をとることもできます。
胃痙攣に有効な4つのツボ
一般の方が、自分でお灸をしてその場で症状がとるのは難しいでしょう。しかし、日常的にお灸をすえれば、その効果を上げることもできます。
家庭でもできる胃痙攣に有効なツボは、4つあります。
1.陽陵泉
まずは、足にある陽陵泉というツボ。これは筋肉に関係するもので、胃の平滑筋に効果があります。
2.肝兪
次に、肝兪という背中にあるツボ。これは、肝臓の近くにあるものです。
東洋医学では、肝の役割は血液を隅々まで行き渡らせることにあると考えます。胃の平滑筋まで血を行き渡らせるためにも、この肝兪というツボがおすすめです。
3.三陰交
さらに、婦人科系で有名な、三陰交というツボがあります。三陰交には、
- 腎臓系の腎
- 肝臓系の肝
- 消化器系の脾
が関係しており、胃痙攣の施術に効果があります。
4.中脘
最後に、胃の真上にある中脘というツボも、胃痙攣の症状緩和に効果的です。
おわりに
本日は、胃痙攣に有効な4つのツボについてお話させていただきました。
胃痙攣の症状にお困りの方は、ご家庭でお灸をすえてみてはいかがでしょうか。なお、スポーツ鍼やマッサージ系の鍼灸院の中には、内臓の施術を不得手としているところもありますので、注意が必要です。
ぜひ東洋医学専門の鍼灸院に足を運んでみてください。
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