東洋はり灸整骨院の石丸です。
本日は、「肝の鍼灸施術で健康な目を手に入れよう」と題してお話しします。
眼精疲労について 解説動画
眼精疲労の対処法
眼精疲労の症状があると、目薬を用いたり、目の周辺を触ったりする方が多いのではないでしょうか。
しかし、そうした対処では、根本的な改善には至りません。また、市販の目薬には防腐剤が入っていることもあり、そういったリスクにも備えるべきです。
眼精疲労の原因
眼精疲労が起こる原因は、パソコンなどを長時間にわたって見続けるなど、目の周辺で血液を使い続け、血液が不足することにあります。車のガス欠と同じようなものだとお考えください。
長時間パソコンを見ていれば誰でも疲れるものです。しかし、
- 血液が汚れている方や血液が届きにくい方
- きれいな血液が勢いよく身体中を巡っている方
では、疲れ方が違ってきます。
五臓六腑のツボ
東洋医学では、眼精疲労に対して、五臓六腑のツボを用いた鍼灸施術を行います。
五臓六腑の五臓とはそもそも、
- 肝臓の肝
- 心臓の心
- 胃腸系の脾
- 呼吸器系の肺
- 腎臓系の腎
を指し、それぞれに関連して症状が出やすい場所というものがあります。
目に症状が出やすい方の特徴
目に症状が出やすいのは、肝の体質です。
眼精疲労以外にも、
- 涙目
- ドライアイ
- 近視
- 遠視
- 乱視
- 仮性近視
- 緑内障
などの目のトラブルに見舞われやすい――そういった体質があります。
その他にも、
- 筋肉に症状があって肩こりや腰痛になりやすい
- 爪に縦線や巻き爪などの症状が出る
- 春のアレルギー症状や鼻炎花粉症、喘息の症状がある
といった特徴があります。
女性の場合
女性の場合は、
- 生理痛
- 生理不順
- 子宮内膜症
- 子宮筋腫
- 卵巣嚢腫
といった婦人科系の症状が出やすいのも肝の体質です。
手術した方がおられるかもしれませんが、それは単にその症状を改善したに過ぎず、婦人科系にかかりやすい体質そのものが改善したわけではありませんので、ご注意ください。
性格
この他にも、性格などにも特徴が現れます。
柑橘類などの酸味を好む人が多く、生理のときにイライラしたり、普段から怒りっぽい性格だとも言われています。単刀直入に、はっきりとした物言いをする人が多いのも、肝の体質の特徴です。
西洋医学は体をバラバラにみる
これらの症状を訴えて病院へ行っても、
- 眼精疲労は眼科
- 肩こりや腰痛は整形外科
- 爪は皮膚科
- アレルギー症状は耳鼻科やアレルギー科
- 生理痛や生理不順、子宮内膜症は婦人科
- イライラは心療内科
にとバラバラの科に振り分けられます。それぞれの部位ごとに目薬や痛み止めなどの薬が処方されるかもしれませんが、それでは、何の解決にもならならないのです。
おわりに
本日は、眼精疲労についてお話させていただきました。
他の症状があって眼精疲労がある――東洋医学では、そういったことを踏まえたうえで鍼灸施術を行い、腰痛や肩こり、婦人科系の病気などを全てまとめて改善していきます。
眼精疲労にお困りの方は、ぜひ東洋医学専門の鍼灸院にご相談ください。
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