東洋はり灸整骨院の石丸です。
皆さんは、全般性不安神経症をご存知ですか?これは、不安神経症とも呼ばれますが、その名の通り不安が原因で発症するといわれる病名です。
今回は、この全般性不安神経症について、東洋医学の話を交えながらお話します。
全般性不安神経症について 解説動画
全般性不安神経症とは?
全般性不安神経症に悩んでいる方が感じる不安や心配事は、決して自分に起きていることに限定されるわけではありません。自分の周りに起こっている出来事でも影響をされるものです。
ただ、この全般性不安神経症はうつ病などとは異なり、特定の症状があまりないため、
- なかなか病院に行けない
- 行ってもどう説明したらいいか分からない
などで放っておいている方もたくさんいるようです。
東洋医学が考える全般性不安神経症
東洋医学の基的な考え方に「内傷なければ外邪入らす」という言葉があります。これは、体と感情は密接に関係しているという意味です。
また、全般性不安神経症の方は他の症状も持ち合わせていることが多いです。具体的には、
- 肩こり
- 胃腸の調子が悪い
- 足の冷え
- 頭痛
- 花粉症
- 鼻炎
- 子宮内膜症
- 子宮筋腫
- 卵巣嚢腫(のうしゅ)
などです。そのため東洋医学では、これらの症状を改善することが、全般性不安神経症の改善にもつながるのです。
西洋医学の考え
西洋医学では全般性不安神経症を脳の異常と考えています。全般性不安神経症の方が下痢をしても胃腸科と精神科、それぞれに行くことになります。それではいけません。全てをまとめて治療しなければ意味がないのです。
東洋医学の鍼灸施術
一方、東洋医学なら胃腸の調子を上げながら感情の方も安定させることができます。特に、
- 腎
- 肺
- 脾
といった五臓六腑と感情は密接に関係しています。なので、これらの機能を上げることが有効なのです。
もちろんカウンセリングや精神科を否定するわけではありません。しかし、東洋医学専門の鍼灸施術を同時に行ったほうが改善のスピードは上がるでしょう。
まとめ
全般性不安神経症の悩みは、大変お辛いものでしょう。不安なことや心配事を感じる大きさは人それぞれです。
ですが、
- 「感情(心)の動き」
- 「体の不調」
は必ず繋がります。ですので、東洋医学の鍼灸施術はとても有効です。
カウンセリングや精神科だけでなく、東洋医学の考えでもある「体と感情のバランス」という面もしっかり整えていくことが改善のスピードをあげるために重要です。
今現在、全般性不安神経症でお悩みの方は、東洋医学専門の鍼灸院へ一度訪れてみてください。
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