春先や秋口などの季節の変わり目に頭痛があるという方も多いのではないでしょうか。頭痛に悩まされている方は、本当にお辛いかと思います。
この頭痛は、主に3つの種類があります。
- 緊張型頭痛
- 偏頭痛(片頭痛)
- 群発性頭痛
です。今回は、3つ目の群発性頭痛についてお話させていただきます。
群発性頭痛とは
群発性頭痛は、目の奥に強い痛みが出る頭痛です。病院では視床下部や三叉神経が原因と説明され、薬を処方されると思います。しかし、薬は対症療法なので、一時的に症状を抑えることしかできません。
薬を飲んでも発作が続き、群発性頭痛が習慣になってしまっている方は、その場しのぎの対症療法ではなく、大元の原因を改善していかなければ、また再発する可能性が高いのです。
体質から変えていこう
群発性頭痛でお悩みの方は、頭痛を感じることのない私と比べると体質が違います。
ですので、群発性頭痛になりやすい体質そのものを変えていかなければなりません。いくら視床下部や三叉神経が関与していると言われ、薬を飲んでも頭痛はよくならないでしょう。
その点、東洋医学なら大元の原因を突き止め、体質から変えることができるので根本的に改善できるのです。
群発性頭痛をお持ちの方の特徴
群発性頭痛の方はその他の症状も持っています。
例えば、以下のような症状です。
目の症状
- ドライアイ
- 涙目
- 花粉症で目がかゆくなる
- 視力が極端に良い、もしくは悪い
- 緑内障
鼻のトラブル
- 鼻炎
- 花粉症
- 風邪の時に嗅覚が鈍る
喉の症状
- 風邪をひくと咳が止まらない
- 喉が痛む
- 慢性扁桃炎
大腸のトラブル
- 便秘・下痢を繰り返す
- 潰瘍性大腸炎
- ポリープ
肝臓の症状
- お酒が全く飲めない
- お酒がとても好き
- コレステロールが高い
爪の異常
- 爪が割れやすい、薄い
- 爪に縦線が入っている
- 巻き爪
皮膚症状
- 乾燥肌
- 吹き出物が出やすい
- 円形脱毛症
- アトピー
睡眠障害
- うつ症状
- 朝の不調
- 眠りが浅く、度々目が覚める
その他の症状
- 肩こり
- 腰痛
- 手足の冷え
- 手足の汗
- 足がつりやすい
- アレルギー
- 蕁麻疹
など、いろいろと挙げましたが、もちろん全て当てはまっている必要はありません。
しかし、頭痛以外に1つでも思い当たる症状がある場合は、その症状も一緒にアプローチしていかなければ群発性頭痛も改善しないのです。
西洋医学は体をバラバラにみる
先ほど挙げた症状を抱えて病院へ行くと、各症状ごとに科が分けられています。
群発性頭痛だと、脳神経外科や頭痛外来に案内されますが、
- 円形脱毛症は、皮膚科
- 鼻炎、花粉症は、耳鼻咽頭科
- 肩こり、腰痛、足のつりは、整形外科
- うつ症状、睡眠障害は、心療内科
- 大腸の症状は、胃腸科、消化器内科
- アレルギー、蕁麻疹は、アレルギー科
- 肝臓の数値は、内科
- 爪、皮膚は、皮膚科
- 目の症状は、眼科
- 手足の冷え、汗(この辺りは病院では対象が難しい範囲でもあります)
上記のように体をバラバラに見ているわけです。
しかし、これでは結局改善せず、薬漬けとなってしまうが今の現状です。
医療の西洋化
明治7年以降、文化だけでなく医学も西洋化されました。それが全て悪いわけではありません。
- 救急救命
- 外科
- 検査
- 細菌感染症
- 一型糖尿病や遺伝病の施術
など西洋医学でなければできないこともあります。
しかし慢性症状の場合、東洋医学の方が有効でしょう。東洋医学は日本で1500年の歴史がありますし、明治7年まではほとんどの方を東洋医学でみていたのです。
私自身もこれまでにみてきた群発性頭痛の方で改善しなかった方を思い出せないほど、東洋医学の鍼灸施術に自信を持っております。
東洋医学の特徴
東洋医学は、
- 鍼灸
- 漢方
- 食事療法(薬膳)
- 運動療法
などを組み合わせた経験医学です。中国では4000年、日本国内でも1500年以上の歴史があり、日本では独自の進化を遂げ受け継がれてきました。
実際に頭痛にお悩みの方を改善し、築き上げてきたのです。症状が同じであっても原因は人それぞれであることを知っています。
この人それぞれの原因を突き止めるため、
- 脈
- 顔色
- 話し方
- 舌の色形
- 便尿の量・色・匂い・硬さ
- 生活習慣
- 家族の体質や病歴
などを確認し、その人に合った施術を行っていきます。頭痛を引き起こす体質を少しずつ変え、体の機能を高めていくのです。
最近ではWHO(世界保健機関)にも認められニュースになりましたね。アメリカでも盛んに取り入れられ、世界的にも東洋医学が再認識されているのです。
群発性頭痛について 解説動画
群発性頭痛を改善されたお客様との対談
まとめ
本日は、群発性頭痛についてお話しさせていただきました。
群発性頭痛は、冒頭でもお話ししましたが、目の奥に強い痛みが出るのが特徴の頭痛です。
他にも、この頭痛に悩んでいる方は、
- 「目の奥がえぐられるような痛みが辛い」
- 「キリで刺されているような感じの痛み」
と表現されることもあり、「本当に耐えられないくらいの痛みなのだろう…」と、いつも本当に心が痛む思いです。
痛みを今すぐになくすためでしたら、薬は有効です。一時的な痛みをなくすことには効果を発揮します。しかし、一時的な痛みを取り除くだけでは根本的な原因は解決しません。
- 群発性頭痛にお悩みの方
- 病院の施術で治らずに困っている方
は、鍼灸施術で根本から改善できるよう、ぜひ東洋医学を選択肢の1つに加えていただければと思います。
当店案内
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