東洋はり灸整骨院の石丸です。
本日は、鍼灸に関する疑問
「鍼灸はひびくほうがいい?」
についてお答えしたいと思います。
鍼灸施術について 解説動画
ひびく、ひびかないは関係ない
先日、響く感じがするのは効いている証なのか、響かないときは効いていないのかという質問を見かけました。響く感じというのは、鍼を刺した時感じるに「どーん」という刺激のことです。
この疑問ですが、結論から言うと各流派によって考え方が違います。
「響かないと効かない」と考える流派だと響かなければ効いていない可能性がありますし、当店の流派は響くかどうかと鍼の効果はあまり関係ないと考えます。
東洋はり灸整骨院では、極端な話を言えば刺さなくても改善すると考えています。
説明するのは難しいですが、「どーん」という物理的な刺激はあってもなくても構わないのです。
鍼灸の流派の違い
よく使う例えですが、この鍼灸の流派の違いはラーメン屋さんと同じです。
ラーメンには、
- 塩ラーメン
- 醤油ラーメン
- 豚骨ラーメン
- 味噌ラーメン
- 激辛ラーメン
- 薄味のラーメン
- つけ麺
など様々な種類があります。ラーメン屋さんが10件あれば、10件とも違う味のラーメンが出てきます。
同じように鍼灸院もそれぞれ違いがあります。響いた方が効くと考える流派は、辛めの刺激的なラーメンでおいしいと言わせるようなイメージですね。
一方、当店の響くことは考慮に入れない流派の鍼灸院は、出汁を効かせた薄味ラーメンです。
ラーメンは辛いほうがおいしい、辛くないとおいしくないというのはおかしな質問ですよね。
つまりは、鍼灸院に関しても好みや体質など、人それぞれ異なってくるのです。
おわりに
いかがでしたか?
本日は、鍼灸の流派についてお話しをさせていただきました。
針が刺さった時に感じる「どーん」という物理的な感覚は、効く・効かないではなく、鍼灸院の流派によって考え方が異なるわけです。
鍼灸は、続けることでより改善されていきますので、
- 「どんな施術が良いのか?」
- 「どんな施術であれば継続できるのか?」
という事を考えて、ご自身に合った鍼灸院を選択するといいでしょう。
響く方が効く気がすれば刺激の強い流派の鍼灸院に行かれてもいいですし、刺激が強いのが苦手なようでしたら当店のような鍼灸院にご相談ください。