東洋はり灸整骨院の石丸です。
本日は、生理痛についてお話させていただきます。
生理痛について 解説動画
生理痛は当たり前?
当店に来られる方から、
- 「生理痛は治るのでしょうか?」
- 「生理痛があるのは当たり前なんじゃないですか?」
などの疑問を投げかけられることがあります。
このような疑問を投げかけられた時にいつも思うのが、生理痛があるのが当たり前だと思っている人が多いことです。
しかし、ちょっと視点を変えてみると、生理痛がない人もいますよね。人により差はあるのです。つまり生理痛は当たり前ではないということです。
痛み止めは対症療法
まず、「痛み=異常がある=大きな病気につながる」ということを認識していただきたいです。痛みを感じるのは、体のどこかに異常があるということです。
いつも痛みが起きる体を放置しておくと、大きな病気につながります。
特に、生理痛の場合は、
- 子宮筋腫
- 卵巣嚢腫
- 子宮内膜症
- 不妊症
などにもつながる可能性が高いと言われています。
しかし、生理痛は病院に行ってもよくならないことがほとんどです。病院では体質を変えることができないので、対症療法になってしまうからです。
例えば子宮筋腫になっても、病院では経過観察をし、大きくなるのを待ってから切ることしかできない上に、切ってもまた出てくることがあります。それは、異常がある部分を根本からしっかり改善していないからです。
異常が出ない体を作らなければ、痛みも筋腫も繰り返してしまうということです。
痛みの原因や異常を無視して痛み止めを使うのは、最良な方法であるとは言えないと思います。
東洋医学について
東洋医学とは
- 鍼灸
- 漢方
- 食事療法(薬膳)
- 運動療法
などを組み合わせた、4000年以上の歴史がある医学です。日本でも1500年以上の歴史があり、独自の進化を遂げてきました。
長い年月をかけて、病に苦しむ方たちを改善しながら築き上げてきたのです。ですので、症状が同じであっても大元の原因は人それぞれなことを知っています。
この大元の原因を突き止めるため、
- 脈
- 顔色
- 話し方
- 舌の色形
- 便尿の量・色・匂い・硬さ
- 生活習慣
- 家族の体質や病歴
などを確認します。
その後、ひとりひとりに合った施術を行っていきます。生理痛を引き起こす体質を少しずつ変え、体の機能を高めていくのです。
痛みが出ない体を作ることで異常がなくなり、大きな病気にならない健康な体を手に入れることができます。
他の症状も同時に良くなる
東洋医学専門の鍼灸施術をすると、生理痛は3〜4か月ほどすれば、ほとんどの方が改善するでしょう。薬を全然飲まなくても快適に過ごせるくらい良くなることが多いです。
生理痛の方は、
- 肩こり
- 冷え
- 乾燥肌
- 眼精疲労
- 偏頭痛
などがあることが多いです。それらの不調に対してもアプローチすることで、生理痛の症状も次第に出なくなっていくのです。
まとめ
本日は、生理痛についてお話しさせていただきました。
本記事を読んでくださった方の中にも、生理痛が起きると痛み止めを飲み、一時的にしのいでいる方も多いのではないかと思います。ですが、上述している通り、「痛み=異常がある=大きな病気につながる」という可能性があります。
特に、生理痛は婦人科系の病気と関連していることが多いので、薬に頼らない体を作るためにも今の体質を見直していく必要があります。
東洋医学による鍼灸施術の場合、生理痛と関連する体の不調を一つずつ取り除くきます。そうすることによって、根本的に体質を改善していくことができるのです。
今現在、生理痛でお困りの方は痛み止めに頼らず、ぜひ東洋医学専門の鍼灸院へご相談ください。
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