東洋はり灸整骨院の石丸です。
今回は、期外性収縮(きがいせいしゅうしゅく)についてお話させていただきます。
期外性収縮について 解説動画
期外性収縮とは
期外性収縮は、年齢を重ねることでほとんどの人に起きるとされている不整脈のことを指します。
西洋医学では、期外性収縮の原因として、心臓の基礎疾患以外だと
- 寝不足
- ストレス
- アルコール
- カフェイン
- 疲労
- 加齢
を挙げています。
しかし、寝不足やストレスは誰もが経験するでしょう。また、お酒は飲まなくてもカフェインは摂ることが多いなど、ほとんどの人が当てはまることばかりです。
全ての人がこれらの原因がきっかけで症状が出るというわけではありません。しかし、病院では原因が明確に分からないまま薬を処方しているのです。
ですが、ご安心ください。期外性収縮の原因も4000年の歴史を持つ東洋医学なら原因は分かります。
続けて、期外性収縮について東洋医学の考えをお話しましょう。
4000年の歴史がある東洋医学
東洋医学は、
- 鍼灸
- 漢方
- 食事療法(薬膳)
- 運動療法
などを組み合わせた医学です。中国では4000年、日本でも1500年以上の歴史があり、最近ではWHO(世界保健機関)にも認められました。
実際に病に苦しむ方を施術しながら築き上げてきたのです。症状が同じであっても原因は人それぞれであることを知っています。
ですので、一人ひとりの体質を見極め、真の原因を探して鍼灸施術することができます。
大元の原因を突き止めるため、
- 脈
- 顔色
- 話し方
- 舌の色形
- 便尿の量・色・匂い・硬さ
- 生活習慣
- 家族の体質や病歴
などを観察し、その人に合った施術を行っていきます。
実際、手術後に不整脈、期外性収縮を訴える方でも、当店での数回の鍼灸で劇的に変化するケースがあります。期外性収縮で心臓の基礎疾患や器質的な疾患がない方は、東洋医学の方が有効だと思います。
東洋医学は他の症状と併せてみる
東洋医学は他の症状と期外性収縮を併せて施術していきます。
例えば、
- 呼吸器系が弱くて気管支炎
- 喘息体質
- 風邪を引きやすい
- 風邪を引くと咳がなかなか治らない
- 鼻炎
- 手足末端の冷え
- 円形脱毛症
- 眠りが浅い
- 女性であれば、生理不順、生理痛、婦人科の疾患
といった症状がある場合、東洋医学では大元の原因へアプローチしていくのです。
西洋医学の場合
病院だと期外性収縮は循環器科で診察しますが、その他の「鼻の症状は耳鼻科で」、「呼吸器系は呼吸器科に行く」というようにバラバラにされてしまいます。
病院では期外性収縮、心臓は診察しても他の症状をみることがないのです。
しかし、心臓だけが宙に浮いているわけではありません。全身はつながっています。
ですので、東洋医学は全ての症状を見ながら施術をしていくのです。
おわりに
今回は、期外性収縮についてお話をさせていただきました。
医学とは、西洋医学だけを指すものではありません。症状が出ている箇所だけでなく、総合的に体をみる東洋医学という選択肢もあるのです。
もちろん緊急性が高い場合は、西洋医学が得意としている分野ですので問題はありません。体質から根本的に改善する・改善したい場合は、やはり東洋医学をお勧めいたします。
期外性収縮でお悩みの方は、病院で検査をしながら、東洋医学専門の鍼灸をし、体質改善をする。それでもダメな時に薬や手術を考えてみてははいかがでしょうか。
当店案内
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