東洋はり灸整骨院の石丸です。
今回は、東洋医学と西洋医学のめまいに対する考え方の違いについてお話をしたいと思います。
めまいの症状
めまいには、
- ふわふわするめまい
- ぐるぐるするめまい
の二種類があります。
ふわふわするめまいについては、病院では脳の異常の可能性を考えます。めまいが持続的、つまりずっとふわふわしためまいがし続けている場合は脳の異常が原因かもしれません。
ですが、
- 仕事から帰るとめまいが治まる
- 朝はめまいがあるけど、昼はしない
- 夕方になるとめまいがする
などの一日の中で差がある場合や、季節、環境等で変化するようであれば脳の異常ではありません。
東洋医学によるめまいの対症法
東洋医学は、
- 鍼灸
- 漢方
- 食事療法
- 運動療法
などを組み合わせた、4000年以上の歴史ある経験医学です。
めまいの場合、脳の異常が原因でない限り、東洋医学であれば体全体を総合的に改善するためのアプローチをします。
ふわふわするめまい
東洋医学では、ふわふわするめまいの原因を「腎」と考えます。東洋医学の腎は、西洋医学の腎臓とは違うものです。
この腎が弱ると
- 高血圧
- 低血圧
- 下半身の冷え
- 腰が重く感じる
などが起こりやすいです。
また、
- 髪の毛のコシがなくなる
- 骨がもろくなる
- 身長が低くなる
- 背中が曲がってくる
- 物覚えが悪くなる
- 白内障
といった加齢による不調も現れます。
回転性のめまい
グルグルする回転性のめまいは、西洋医学の病院では耳の異常からくるものと考えているようです。
耳の中にある耳石やリンパ液の問題といいますが、実際に耳石の動きやリンパ液を確認するわけではありませんので原因というには根拠が薄いのではないでしょうか。
一方、東洋医学では「肝」の不調が原因とみて鍼灸施術をします。これも肝臓とは別物です。
この肝が原因の場合は、めまい以外に、
- 腰痛
- 高血圧
- アレルギー症状
- 爪の異常
- 手足末端の冷え
- 視力が極端に良い、悪い
- 女性なら婦人病
- 生理痛
- 生理不順
などの症状が出ることがあります。
またどちらのめまいも体内の水分や、お血という血液の滞りや血液の汚れが関係している可能性もあります。
それら全ての不調な症状をみて、施術をするのが東洋医学なのです。
めまいについて 解説動画
めまいの症状を改善されたお客様との対談①
めまいの症状を改善されたお客様との対談②
まとめ
今回は、めまいについて、お話をさせていただきました。
東洋医学であれば、
- 「肝」
- 「腎」
- 「水」
- 「血」
などの観点から根本的な原因を探りだし、来店された方全員のめまいを改善させるよう鍼灸施術をします。
大きな声では言えませんが、病院とどちらが先に治せるか勝負してみたいほどです。
脳の異常でない限り、めまいが起きている場合、体の他の部分にも不調が出ていることが多いでしょう。それらを総合的に改善していかない限りは、めまいは改善しないと考えています。
今現在、めまいでお悩みの方は、ぜひ東洋医学も選択肢の1つとしてお考えください。
当店案内
当店へのアクセス小田急線町田駅より徒歩2分
住所 | 〒194-0022 東京都町田市森野1-34-18 ユニオンビル4F/5F(4F受付) |
---|---|
電話番号 | 042-705-6090 |
アクセス | 小田急線 町田駅 北口 徒歩2分 |