東洋はり灸整骨院、院長の石丸です。
わきがのお悩みは本人もとてもコンプレックスに感じているものです。
最近は薬局でもたくさんのデオドラントスプレー、ワックスを見かけます。しかし、それらを使っても思うように悩みが解決しない方もいらっしゃると思います。また、その手の商品は塗ったその日だけの一時的な効果しかありませんので、手術をお考えの方も少なくないのかもしれません。
ですが、手術を試す前にできる対症法もございます。
そこで本日は、東城百合子先生の『家庭でできる自然療法 誰でもできる食事と手当法』(あなたと健康社)の中から、わきがの対症法をご紹介しましょう。
食生活から変えよう
わきがの根本的な治療法として、まず、玄米菜食主義にすることがすすめられています。
動物性のものを多く食べたり、大食いだったりすると、体液が酸性化して悪臭を発するのだそうです。つまり、体内に溜まった毒素が臭いの原因になっているので、その毒素を減らすために玄米菜食をすべきだということ。
入浴法と漢方
この他にも、腰湯も効果的といわれます。
腰湯は、腰から下だけを湯船に浸け、上半身をお湯の外に出しておく入浴方法です。腰湯では上半身がどうしても冷えてしまうため、Tシャツなどをはおるのもいいでしょう。
同じような効果を得られるものとして、東洋医学では、防己黄耆湯(ボウイオウギトウ)という漢方薬が有名です。
わきへ直接すりこむ
『家庭でできる自然療法』の中には、わきへの直截的な処置方法もいくつか紹介されています。
1日に数回、しょうが湯でわきを蒸し洗いし、大根おろし汁をすりこむ。もしくは、わきに梅干しの黒焼きをすり込む。
この他にも、
- 酒の中に石灰を混ぜて7日間放置してすり込む
- 胡桃の実をすりつぶしてすり込む
- つわぶきの若芽を5、6枚蒸してすりつぶし
- 白玉粉を加えて酢で練り、布に伸ばしてから貼る
といった方法です。
おわりに
今回は、「わきが」について東条百合子先生の著書をご紹介させていただきました。
『家庭でできる自然療法』は、100万部以上のベストセラーです。著者の東条百合子先生は、強い信念をお持ちのストイックな方だそうですので、先生が紹介されている対症法にはある程度の効果が期待できるはずです。
わきがの手術を検討されている方は、まずはこうした自然療法を試してみてください。
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