膀胱炎でお困りの方へ

膀胱炎
  • 「トイレに行っても出しきれていない感じがする」
  • 「30分から1時間に1回トイレに行っている」

このような症状をお持ちの方は、膀胱炎になっている可能性があります。特に女性になりやすい病気としてメジャーな膀胱炎ですが、一度かかるとクセになり何度もくり返してしまうことも珍しくありません。

膀胱炎になると、トイレに行っても残尿感を感じたり、排尿する時に痛みを感じたりするほか、症状が進行すると尿に血が混ざるようになります。膀胱炎を放っておくと腎盂腎炎(じんうじんえん)に進行してしまう可能性もあるため、「たかが膀胱炎」と思わずに早めのアプローチが必要不可欠です。

本記事では膀胱炎の症状や原因をはじめ、今日からでもできるセルフケアをご紹介します。排尿時や回数に違和感を感じる方は、ぜひご参考ください。

【動画解説】膀胱炎を繰り返す方へ

※施術効果には個人差がございます。

膀胱炎の特徴と症状

トイレ

膀胱炎とは、その名のとおり尿をためる膀胱に細菌が入り、炎症を起こしている状態を指します。

私たちは一般的に、1日4~6回程度トイレに行きますが、膀胱炎になると排尿回数が極端に増え、30分~1時間に1回トイレに行きたくなるのが特徴です。

普段からトイレが近い方もいらっしゃるかもしれませんが、膀胱炎になると明らかにトイレに行く回数が増えるため、膀胱炎かも?と自覚される方も多いのではないでしょうか。男性よりも女性の方が膀胱炎になりやすい傾向にあり、一度かかると何度もくり返しやすいのも特徴のひとつです。

初期の段階で適切なケアをすれば細菌の繁殖を抑えられ、早めに改善します。しかし、疑わしい症状が出ても放置してしまった場合、尿に血が混ざったり、最悪の場合腎盂腎炎になってしまうこともあるため注意が必要です。

以下は膀胱炎によく見られる症状であるため、当てはまる方は膀胱炎を疑った方がよいかもしれません。

  • 1日8回以上トイレに行く
  • 30分から1時間に1回トイレに行きたくなる
  • トイレに行っても残尿感がある
  • 排尿時にチクチクとした痛みがある
  • 尿に血が混ざる
  • 尿がにごっている
  • 下腹部が重だるい

特に尿がにごる・血が混ざる状態になっている方は、膀胱炎がだいぶ進行している状態であるため、早めに専門機関でみてもらってくださいね。

膀胱炎のメカニズムと原因

夜間頻尿

膀胱炎が起こるメカニズムはシンプルで、膀胱に何らかの原因で細菌が入ってしまうことで発症します。

膀胱炎を引き起こす細菌は多岐にわたりますが、主に大腸菌・腸球菌・肺炎桿菌・変形菌・ブドウ球菌属などが挙げられます。また、クラミジアや淋病などの性感染症も膀胱炎を引き起こす原因となることがあります。他にも以下のような要素や習慣が膀胱炎を引き起こすため、当てはまる方は生活習慣の改善を行うのも効果的です。

  • 水分が足りていない
  • 下痢による大腸菌の感染
  • トイレを我慢する
  • 過労・ストレス
  • 免疫力の低下
  • 性行為後の不衛生

ちなみに、細菌によらずに膀胱炎が発症するケースもあり、「単純性膀胱炎」や「出血性膀胱炎」など、さまざまな種類があります。


病院で膀胱炎と言われた場合、抗生物質や痛み止め、消炎鎮痛剤を用いてアプローチを行うのが一般的です。しかし、何度も膀胱炎をくり返している場合、これらのアプローチは一時的な緩和ケアでしかないため、根本原因から取り除くことを考えた方がよいでしょう。

もし膀胱炎が疑われる症状が出てきたら、まずはどのタイプの膀胱炎で、何が原因なのかを調べてみてくださいね。

膀胱炎に鍼灸が効果的な理由

説明

一般的に膀胱炎の原因は、細菌の繁殖による炎症や免疫力の低下と考えられています。しかし、東洋医学では「風寒の邪」によって腎臓がダメージを受けたことで膀胱炎になると考えられています。

風寒の邪は風邪などの原因にもなりますが、いわゆる細菌やウイルスなど外から入ってくる異物です。通常、細菌やウイルスが入ってきても免疫力や抵抗力があれば、病気にならずに体が自動的に戦ってくれます。しかし、ストレスや過労、日ごろの不摂生などで体が弱っていると外からの影響を受けやすく、あらゆる病気にかかってしまうのです。

東洋医学の鍼灸は、人間の体が持つ免疫力を元の状態に戻すことができるため、あらゆる病気にかかりづらい体を作れます。病気にかかりやすい・すぐに体調を崩すという方は免疫力や内臓機能が低下している可能性があるため、ぜひ東洋医学の鍼灸を試してみてくださいね。

膀胱炎のセルフケア

安心する女性

膀胱炎にかからないためには免疫力を高める鍼灸が有効ですが、あわせてご自身でも以下のセルフケアを試してみてください。

  • トイレを我慢しない
  • 水分を十分にとる
  • 性行為後はすぐに排尿する・清潔にする
  • 下半身を冷やさない
  • 睡眠を十分にとる
  • タイトなパンツ・ボトムスは避ける

これらはすべて今すぐにでも実践できるものばかりなので、膀胱炎にならないよう日頃から心がけるのがおすすめです。

膀胱炎を改善して健やかな毎日を目指そう

筋トレする女性

頻繁に尿意を感じて生活レベルが下がってしまった方や、排尿痛に悩まされている方は多いでしょう。

男性よりも圧倒的に女性の方がかかりやすい病気ですが、免疫力や抵抗力をアップさせれば、たとえ外から細菌が入ってきても膀胱炎を防ぐことができます。

東洋医学の鍼灸は人間が本来持つ免疫力を副作用なく上げることができるため、ぜひあらゆる病気にかかりづらい体を作るために試してみてくださいね。

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