東洋はり灸整骨院 院長の石丸です。
今回は「首下がり症でお困りの方は東洋医学へ」と題して、お話ししたいと思います。
首が前に曲がり、前を向けなくなってしまう首下がり症の方がまれにいらっしゃいます。この首下がり症でお困りの方は東洋医学を選択肢のひとつと考えてみてはいかがでしょうか。
首下がり症について【動画解説】
※施術効果には個人差があります
裏側に隠れた大きな病気
首下がり症でお困りの方の多くは病院の整形外科に行かれると思いますが、病院(西洋医学)では基本的には原因不明とされています。ただ、その裏側には下記のような大きな病気が隠れている場合があります。
- パーキンソン病
- 重症筋無力症
- 筋萎縮性側索硬化症
- 精神薬・抗がん剤の副作用
これらの基礎疾患がない首下がり症の方は、東洋医学の治療を受けると改善が期待できます。
首下がり症は循環障害
首下がり症の初期症状は肩がこっているような違和感からはじまり、どんどんと首が支えられなくなっていきます。
人間の頭はボーリングの玉くらいの重さがあります。肩がこっているような違和感からボーリングの玉ほどの重さの頭が支えられなくなり、前に傾いた状態が首下がり症です。
この首下がり症は、東洋医学でみると結論的にはただの循環障害です。ですので、循環を改善すると症状も改善されると考えられます。
病院での治療
首下がり症は整形外科では「腰椎の前弯が消失しているため」とされ、手術が検討されます。しかし、整形外科での治療で改善がみられないケースも非常に多いです。
改善がみられない方や手術に不安を感じる方は、東洋医学の鍼灸を検討してみてはいかがでしょうか。首下がり症は東洋医学で改善できると私は考えており、実際に当店の患者様も改善されています。
一時的な弱い循環改善
首下がり症はただの循環障害といいましたが、では循環をよくするためにはどうすればよいのでしょうか。
- 温める
- マッサージ
- ストレッチ
- 電気
- 首に鍼灸
などの方法が考えられるかもしれませんが、実はこれらはすべて適切ではありません。これらは一時的な弱い循環改善でしかないため、そのときだけの循環改善になってしまいます。
一時的な弱い循環改善では首下がり症は治せません。首下がり症の改善には強い循環改善が必要であり、この強い循環改善は東洋医学でいう疏泄(そせつ)作用を高めることで可能になります。
そのほかの症状も治療
また、首下がり症の患者様には必ずそのほかの症状がみられます。その一例として、
- 高血圧
- 腰痛
- 巻き爪
- 冷え性
- 糖尿病
- 睡眠障害
- 花粉症
などがあげられます。これらのそのほかの症状をすべて考慮した総合的な治療から要となる循環障害を改善していく必要があります。鍼灸であっても首に直接鍼をうつ、電気を流すだけでは一時的な循環改善にしかならず治せないわけです。
首下がり症の患者様を本当に治そうと思うなら、そのほかの症状もすべて治療する治療体系をとらなければいけません。そのほかの症状も改善させつつ、強い循環改善を行う必要があります。ここで重要なのが疏泄作用です。
疏泄(そせつ)作用
疏泄作用は一般の方や西洋医学しか学んでいない方は知らない言葉かもしれません。東洋医学には疏泄作用というものがあり、この疏泄作用が上がると体が活性化し、その延長で首も上がっていきます。
たとえば、蛍光灯も電気がこなければつきません。蛍光灯も電気がしっかりとこなければ点かないのと同様に強い循環がないので首が垂れ下がってしまうわけです。
おわりに
強い循環を東洋医学の疏泄作用で回復させることで首下がり症は改善します。実際に当店に来店されている方は改善しております。
今現在、首下がり症でお困りの方はぜひ東洋医学を選択肢として考えていただきたいと思います。
一般鍼灸の施術料金
初回カウンセリング料 | 2,000円(税込) |
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鍼灸施術 (30〜60分) | 5,500円(税込) |
合計 | 7,500円(税込)→キャンペーン利用で6,500円に |
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