肩の夜間痛でお困りの方へ

肩の夜間痛

東洋はり灸整骨院 院長の石丸です。

今回は「肩の夜間痛の対処法」と題してお話ししたいと思います。

※施術効果には個人差があります。

就寝中に肩が痛み、何度も目が覚めてしまうことはないでしょうか。湿布や痛み止めを使用しても改善しない痛みが長く続いている方へ向けて、効果的な対処法をご紹介します。

大半が西洋医学的観点

肩こり

皆さんの肩の痛みを治療してくれる病院や施術院は、大半が西洋医学的な観点で治療をしています。もし、肩の痛みの本当の原因が東洋医学にあった場合、西洋医学的な病院や施術院に行っても改善はしません。

これが皆さんの肩の痛みが続く原因であり、改善には東洋医学的な視点が必要なのです。もし、肩の痛みが長く続いているのであれば、治療法を変えなければ改善は難しいでしょう。このことから、今回は東洋医学的な視点に立ってお話をしたいと思います。

まったく逆の考え方

カウンセリングシート

まず、西洋医学的な視点では、肩の痛みは炎症が原因で発生すると考えられています。そのため、病院では炎症をおさえるために湿布や消炎鎮痛剤などの痛み止めが処方されます。しかし、痛みの原因が東洋医学にあった場合、これでは逆効果です。

東洋医学と西洋医学では考え方、捉え方が大きく異なります。東洋医学が考える肩の痛みの原因は不通則痛です。不通則痛とは、「通らざればすなわち痛みが出る」つまり、流れが悪いから痛みが出るという意味です。

東洋医学では、この流れの悪さを解消するために温めた方が良いとされています。しかし、西洋医学で用いられる湿布や消炎鎮痛剤は「消炎」なので、炎症の炎を消すために冷やしているのです。

このように、西洋医学では冷やすような治療を行い、東洋医学では流れを良くするために温めるので、まったく逆なのです。もし、皆さんが1か月以上も痛みを抱えたままなのであれば、おそらく、治療の捉え方が間違っていると私は思います。

痛みの状態を見極める

四診法

当店は「東洋はり灸整骨院」なので、整骨院の免許をもちながら、東洋医学を実践しています。整骨院は基本的には西洋医学的な観点ですが、これと同時に当店は東洋医学的な観点も兼ね備えているわけです。痛み、症状に対して、「この人は西洋医学的な状態で痛いのか、もしくは東洋医学的な状態で痛いのか」を見極めなければいけません。

しかし、病院と多くの施術院は大半が西洋医学的な観点しかありません。東洋医学的な状態かもしれないなどと考えてもいないわけです。ですので、くり返しになりますが、痛みが長く続いているのであれば、皆さんの状態は東洋医学的な状態だと考えられます。この場合、まずは温めることです。

湿布よりも温める

湿布

東洋医学的な状態の場合でも、まれに「湿布を貼っていると楽になる」と言われることがあります。詳しくお話を聞くと、湿布を一晩中、貼っているそうですが、湿布の効果は数時間程度で、一晩は続きません。

一晩中、湿布を貼っている場合、最初の数時間は消炎鎮痛の作用で基本的には冷やしていることになります。しかし、その後は湿布自体の効果がなくなり、ずっと押さえた状態になるため、温まってきます。つまり、湿布を貼ると楽になるという方は、温めたことで症状が一時的に緩和しているだけなのです。

肩の夜間痛の大部分は東洋医学的な原因によるものなので、初めから湿布などを使わずに温めた方が良いでしょう。

昼間よりも夜間に痛む場合

カウンセリング

肩の夜間痛がある場合、自分自身で状態を確認していただきたいポイントがあります。もし、昼間の活動時に痛みが楽になり、夜間の寝ているときにつらくなる場合は、原因は不通則痛にあります。なぜかというと、昼間の活動時は体が動いているため、循環しており、めぐりが良いわけです。さらに、昼間の方が気温も高いため体が活動的になり、不通則痛が解消されている状態なのです。

しかし、就寝時はほぼ動かないため、流れが悪くなっていくことで痛むわけです。このように夜の方が痛いのであれば、多くの場合は東洋医学的な理由だと考えられます。東洋医学的な理由の場合は、温めるとお話ししましたが、温める方法として1番のオススメはカイロです。火傷には気をつけていただきながら、貼るタイプのカイロを使うと良いでしょう。

患部は圧迫しない

夜間痛の対処法

肩の夜間痛の対処法としては、温めたうえで、患部を上にして寝てください。痛い方を下にして寝ると、圧迫されてしまいます。圧迫されると流れが悪くなるので、痛みが出ます。ですので、圧迫しないように痛い方を上にして寝ましょう。

桂枝加朮附湯を試す

漢方

また、桂枝加朮附湯という漢方薬を試すこともオススメです。

この桂枝加朮附湯は温めて、流れを良くしてくれる漢方です。ですので、桂枝加朮附湯を1日に3回しっかりと飲んでみてください。インターネットでも購入できるので、ぜひ2週間ほどお試しいただきたいと思います。

入浴後に肩の痛みが楽になる場合などは、とくに桂枝加朮附湯が効果的です。もし、炎症が原因で痛みが出ているのであれば、入浴によって炎が活発になり、炎症が広がってしまうはずです。

入浴後に楽になる場合、それはもう西洋医学的ではなく東洋医学的な理由です。病院と多くの施術院ではこの判別をしていないので、痛みが1か月以上も続くようであれば、東洋医学の理由を疑ってください。

昼間の活動時や入浴後に楽になる場合は、不通則痛であり、流れが悪いために痛みが出ています。温めたうえで患部を圧迫しないように心がけ、桂枝加朮附湯で流れを良くすることで改善率は上がっていくでしょう。

東洋医学一筋の鍼灸院ではり灸を!

はり施術

ただ、これらの対処法だけではパワーが足りないので、東洋医学的な鍼灸施術を受けていただくと、かなりの確率で改善できると思います。

東洋医学的な鍼灸施術は、鍼灸であれば鍼灸だけを行っているところを選んでください。鍼灸、整体、マッサージ、カイロなどいろいろと行っているところは、寿司屋であれば回転寿司と同じです。

お寿司ならお寿司しか出さない、鍼なら鍼しかしない専門店に行かなければダメです。これに加えて、東洋医学一筋かどうかも重要です。東洋医学一筋かどうかは、ホームページなどを参考にしていただければと思います。

また、「子どもの鍼もやっています」となると、さらに良いと思います。東洋医学的な鍼灸院でなければ、子どもへの鍼はできません。子どもへの鍼の場合、肩の夜間痛や肩こり、腰痛などの運動器疾患ではなく、下記のような症状にも対応できることを意味します。

  • 喘息
  • 夜尿症
  • 風邪をひきやすい
  • 中耳炎をくり返す
  • 脱毛症
  • 夜泣き など

西洋医学的な鍼灸やマッサージ、カイロ、整体などを行っている鍼灸院では、このような症状には絶対に対応できません。

まずは「鍼なら鍼しかしません」という鍼灸院で、さらに「子どもの鍼もやっています」というところであれば、東洋医学一筋である可能性が一気に上がります。そのような鍼灸院を選んでいただければと思います。

自宅では桂枝加朮附湯を

桂枝加朮附湯

自宅でもできる肩の夜間痛の対処法を3つほどご紹介しましたが、この中でもっとも有力なのは、桂枝加朮附湯です。

桂枝加朮附湯を1日3回、2週間ほど続けて飲んでいただくことで改善が期待できるので、ぜひお試しください。

当院案内

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