病院では原因不明だった潰瘍性大腸炎も改善!
相模原市お住まいのI.Eさん(30代/男性) chat
――本日は病院で潰瘍性大腸炎と診断された方にお話を伺っていきたいと思います。
まず初めに、どのような症状で来店されたかお聞かせください。
お客様:私は、2年前の春に潰瘍性大腸炎という難病指定の厄介な病気と診断されました。
その頃仕事が忙しかったこともあって結構悪化してしまい、下血は治まったもののお腹の調子が悪い症状が続いていました。そこで、昨年の10月頃なんとか改善させたくてこちらの鍼灸院へ来ることにしました。
病院での治療
――病院ではどのような治療を受けましたか。
お客様:最初に内視鏡検査を受けた結果、潰瘍性大腸炎の確定診断がおりまして、アサコールという薬を1日9錠飲む生活を1年~1年半くらい続けました。
――病院でその治療を続けられて、結果はどうでしたか。
お客様:正直、お腹の調子が悪いのはあまりよくなりませんでした。下血は一度止まった後はしなくなりましたが、特に朝は「渋り腹」というのでしょうか。トイレに行った後もずっとお腹の調子が悪く、不快感がありましたね。
当店での施術後
――当店で東洋医学の鍼灸施術を受けられて、どのように変化していきましたか。
お客様:最初の1か月くらいはそんなに変化がなかったのですが、3~4回目の施術時に今まで詰まっていたものが通ったような、元気になったのかなという感じがありました。
感覚的なことなのでうまく説明できませんが、実際にそれ以降トイレの数が減りました。多い時は1日10回以上行っていたのが、5回→3回と減り、だんだん朝の症状も治まったという感じです。
――今の改善度は90%を超えたと思いますか?
お客様:そうですね。まだちょっと100%とはいえないのかもしれませんが、90%以上だと思います。
――まだ今も当店へお越しいただいているので100%ではないでしょうが、通いはじめと比べれば雲泥の差ですよね。
お客様:そうですね。アサコールはこちらに通いはじめの1か月くらい飲んでいたと思います。でも今は飲まなくても何ともないですし、以前より断然調子がいいですね。
西洋医学と東洋医学の違い
――私は潰瘍性大腸炎の治療は東洋医学の方が有効だと思っています。ご自身では西洋医学と東洋医学の違いや有効性について、どう感じましたか?
お客様:私の知り合いに同じ潰瘍性大腸炎の方がいるのですが、その方は強い薬で症状を抑えてると聞きます。
薬が効かなくなったらどんどん強くして、最終的には大腸全摘という治療は私自身ではちょっと考えられません。
また、西洋医学ではお医者さんは全く体に触りません。「この病気だからこの薬です」といったように、ルーティーン化されているようで、「原因不明です、もう治りません」と言われました。
それでも治ると思ってこちらに来たところ「治る」と言っていただけました。最初に説明を受けたのですが、東洋医学では肺と大腸が繋がっていると考えるそうですね。自分では大腸だけが悪いと思っていましたが、肺があまり強くないことと、肺は悲しみの臓器といって悲しい時に弱ると言われました。
それで考えてみたところ、実は潰瘍性大腸炎になる1か月ほど前に父が他界しています。父の死が潰瘍性大腸炎に関係しているという説明も納得できました。
他の人に比べると軽症なのかもしれませんが、それでも最初は毎日出血していた私が、東洋医学による鍼灸を受けた結果、今は何も飲まずにすんでいますし、症状も治まってきています。だから私は東洋医学の方がいいと思います。
――実際に結果も出たということですね。
お客様:そうですね。
五臓六腑について
――お話の中に、「悲しみの臓器」という言葉や、「呼吸器と大腸が関係している」とありました。東洋医学は、感情と五臓六腑がつながっていると考えています。だから感情によって五臓六腑が痛めつけられることもあります。
また、この方のカルテを見ると
- 皮膚の湿疹
- 風邪ひきやすい体質
- 手足末端の冷え
- 鼻炎
- 眼精疲労
- 花粉症
- 朝の肩甲骨の痛み
という他の症状もあります。これら全体図を見た上で「」大腸が悪くなっている」と考えなければよくならないでしょう。
病院(西洋医学)では大腸しかみないから改善しないのです。
- 肩が痛いなら整形外科
- 眼精疲労は眼科
- 花粉症は耳鼻科
- 風邪をひきやすいのは内科
- 皮膚湿疹は皮膚科
となり、「潰瘍性大腸炎だけはこちらに来てください」というのが病院ですね。これは間違いです。全ての症状はその方自身が発しているサインです。そのサインの根本を改善しないとよくならないのです。
「木を見て森を見ない西洋医学」といいます。大腸はみても他の症状は全く無視ということです。
ですが、東洋医学は「森を見て木を治す東洋医学」です。
- 皮膚湿疹
- 風邪ひきやすい
- 花粉症
- 眼精疲労
- 悲しみ
などもあり、その結果として潰瘍性大腸炎になっているのです。からだ全体を見なければいけません。
体に触れない医師
――また先ほどのお話にありましたが、病院に行ってもお医者さんは体も触らないし、最悪目も見ない、顔を合わせない人もいるかもしれません。病気をみる西洋医学ということです。「潰瘍性大腸炎ですよ」と診断して終わりなのです。
一方、東洋医学は病人をみる医学です。「潰瘍性大腸炎以外の症状はどんなものがあるか」、「なぜ潰瘍性大腸炎になったか」を、探偵のように探します。だから改善することができるのです。
ですので、潰瘍性大腸炎でお悩みの方には、東洋医学的なからだ全体を見る視点を持たれることを強くお勧めします。大腸全摘などは最終手段ですし、非常によくないと思います。お医者さんは簡単に言うかもしれませんが、お医者さん自身が病気だとして簡単に大腸を取るかというと疑問です。
おわりに
――医学は西洋医学だけではありません。潰瘍性大腸炎に限らず慢性病に関しては、東洋医学の方が得意ですので、東洋医学による鍼灸施術もぜひ選択肢に入れていただければと思います。
本日はどうもありがとうございました。
お客様:ありがとうございました。
※施術効果には個人差があります。